Uncategorized

カレーショップCUTTECO【ヴィーガンメニュー有り】おすすめレストラン(東日本橋)

エスニック系の料理には、意外とヴィーガン対応の物がない。タイ料理、ベトナム料理と一見ありそうだが、こういったところで「ヴィーガン対応」の文字を見つけることはかなり難しい。牛肉や牛乳を使ったものはあまり無いが、だいたいエビ、卵あたりが料理に入ってくる。

そういった中でも文化として古くからヴィーガン料理のある国、インド。そうカレーである。なので私の食レポートでもたびたびインドカレー屋さんが登場する。

今回はそんな中でも珍しい、インドやアジア系ではないカレー専門店のヴィーガン対応のカレーを紹介する。

浅草線の東日本橋駅のB3出口から徒歩4分ごろにある路面店。

カレーショップCUTTECO


繁華街や、商店街から離れた場所にあるため、周りは静かな感じである。

大きな看板が出ているわけではないので、見過ごしやすい店構えである。

ドアの色とサッシが同じ色なので、隣の雑貨屋さんと一体化して見えるが、実際は入り口も中身も関係がない。

CUTTECOのファサード

CUTTECOの入り口CUTTECOの入り口

 

■店内

「Bar日本橋」の昼間の時間をカレーショップとして間借りして営業している運用形態なので、店内は完全にBarの様相になっている。店内は鮮やかなライトブルー一色であるが、ベースがBarの為、かなり暗い。

バーなのでテーブル席はなくカウンターのみ。最大で10席程度ある。細長い店のレイアウトである。

CUTTECO 店内CUTTECOの店内

飲み物は、セルフドリンクになっているようで自分で取りに行く必要がある。

入口横のカウンターの向かいの通路の端にあるタンクからコップをとってレバーを引くとお茶が出てくる。このタンクは中学時代の部活を思い起こさせる。

CUTTECO ドリンクバーCUTTECO ドリンクバー

メニューはすべてカレーで全部で3種類ある。ビーフカレーとベジタブルキーマカレーは定番であともう1本もう一つは日替わりメニューのようである。

メニュー

CUTTECO メニューCUTTECO のニュー

ヴィーガン対応のカレーはもちろん、このベジタブルキーマカレー。

「動物性不使用」としっかり書いてくれているのはありがたい。

ヴィーガン対応のカレー屋さんはインド系カレー店に多く、特にそういったお店のスタッフは日本語に不慣れな方が多いきらいがある。なのでベジタブルカレーがヴィーガン対応かどうかをしっかりとヒアリングするのは意外と難しい。その点、メニュー表にしっかり記載されているとこちらも安心して注文できるので、こういった対応はすごく嬉しい。

ベジタブルキーマカレー 税込900

たくさんの食材を煮込んで煮込んで原型をなくしてしまったカレーがスタンダードな昨今ではあるが、こちらのカレーはほぼ食材が形となって残っている。主に豆やベビーコーン、にんじんなど。しっかりとした歯ごたえと食感がとても珍しい。

辛くはないが、スパイスはしっかり効いていて、香りはどちらかと言うと漢方のノリがある。

ここのお店の特性を知らずにどんどん食べていたら、お店の方から調味オイルを選べることを教えてもらえる。9種類のオイルから自分の好きなものを1つ選べるとのこと。私はそんなに辛いものが得意ではないので、ライムアチャールを選択。

CUTTECO フリーオイル

残り半分のところでこのオイルをかけたら、これまで食べていたカレーとは一転して全然違う味わいになった。説明文の通り、本当に爽やかな香りと酸味が効いた味わいなった。これはとても面白い味変である。

インド系のカレーにはない箱代バッチリのベジタブルカレーはユニークでとてもおいしかった。オイルを使った味の変化もこのお店のとてもユニークなポイントになっている。正直このオイルだけでも別で売ってもらえたら、購入したいくらいである。カレー以外にもサラダ、ピザ等にも合いそうで、レパートリーが広がる。

駅からの距離や、そもそも東日本橋駅自体も東京のメイン地区から少し離れていて、アクセスしやすいとは言いづらい。それでもインドカレーばかり食べているカレー好きヴィーガンピープルなら一度は食べてみることをお勧めする。

定休日 木曜日(コロナ対応により、随時変更あり)
営業時間 11:30~14:00(土日は15:00まで)
ABOUT ME
shimatori
愛知県の美術大学を卒業後、東京のデザイン事務所にてデザイナーとしてキャリアをスタート。 専業広告代理店に転職し、10年近く勤める。 その後、外資系メーカーに転職し今現在に至る。 東京在住。 2人の娘がいる。