レストラン&カフェ

キングオブヴィーガンレストラン アインソフ(AIN SOPH. )を堪能!(銀座)

東京でヴィーガン生活をしていたら誰もが一度は見聞きしたことがあるであろう、ヴィーガンのためのレストラン。それがアインソフ(AIN SOPH.)。2009年創業のこのお店は、完全菜食料理をメニューに取り入れた、都内では銀座、新宿三丁目、池袋、関西では京都川原町に店舗を展開する、ヴィーガンレストラングループである。

ここはレストランだけでなくオンラインでスイーツやグロッサリーもしっかり力を入れて販売している。もちろんすべての商品がヴィーガン対応。なのでいちいちVマークの有無をチェックしないで色々見ることが出来るのでストレスフリーで楽しいネットショッピングが楽しめる。

私はよく実店舗では新宿三丁目店に行っていたが、今回は本店である銀座店にお邪魔した。

AIN SOPH. GINZA アインソフ銀座

お店

日比谷線東銀座駅から徒歩1分。というより銀座歌舞伎座の裏手のビルにあるといった方が分かりやすいかもしれない。東銀座駅の3番出口がそのまま歌舞伎座の施設と繋がっていて、歌舞伎座を出てぐるっと裏手見回るとお店を見つけれられるといった感じである。

銀座歌舞伎座銀座歌舞伎座 この角を曲がる

路面店のちょっと細めのビル1棟がまるっとアインソフ銀座のお店になっている。

打ちっぱなしのコンクリートをベースにナチュラルな佇まいである。

自動ドアをぬけて暖簾をくぐると、カウンターがあり、そこではテイクアウト用の焼き菓子やスイーツ、ちょっとしたグロッサリー商品が並んでいる。

お店のスタッフに案内されて2階に通された。

階段を上って2階に行くと、4人席テーブルが3つあるスペースに通された。フロア全体は広くないが、天井が高いのと大きな窓が設置されていて、そこから外が見えるので、そこまで窮屈な感じはしない。ただ、外の景色は横のビルの壁しか見えないので、あまりテンションが上がるものでは無い。

お店の案内を確認すると、どうやら同じようなダイニングスペースが3階、4階にもある様である。

メニュー

ランチメニューは3種類あり、もちろんすべてヴィーガン対応されている物である。

お弁当とパンケーキとハヤシライスという何ともトリッキーなラインナップである。

メニューを見る限りパンケーキはランチというより少しスイーツに近いように感じる。

いつもカレーばかり食べているので、今回は総菜の種類も豊富なお弁当をチョイスした。

 

このメニューをみて気づいたのだが、ランチのプライスがとても高い。私がいつも行っていた新宿三丁目店は2000円を超えるメニューはそんなになかったはずである。もしかしたら店舗によってメニューが全然違うのかもしれない。ここ銀座店が提供しているハヤシライスは1850円。この価格タイはホテルのラウンジで食べるカレーと同等クラスである。

料理の感想

注文したメニューはこちら

福禄寿BENTO 税込3470円

なぜお弁当なのだろうと考えていたら、このお店が銀座歌舞伎座の裏手にある事を思い出し、幕間のお弁当をイメージしていることに気づいた。これは観光に来た外国人客も狙っている施策なのだろう。確かに日本文化ならではの演劇途中の食事で、さらにお弁当という形式はヴィーガンフォーリナーは雰囲気を味わうのに丁度いいかもしれない。

オーダーをして4,5分程度で木箱に入ったお重の様なお弁当がサーブされた。

お店のスタッフの方がすぐにフタを開けてしまうので、その感動がすぐ終わってしまったが、少し楽しい演出である。

2重の箱を広げてテーブルに置いてもらえる。そのあとスープとご飯が出てきた。

左上から順番に、スペインオムレツ、大豆ミート、ほうれん草カレー、

左下から順に、サラダ、温野菜withバーニャカウダ、サツマイモ?

玄米、ミネストローネ。

スペインオムレツは、オムレツよ言うよりは黄色い温かい豆腐といった触感である。大豆ミートは流石に美味しく、本当に鶏肉の様でした。ほうれん草カレーは辛くなくマイルドな味わい。そしてバーニャカウダ、これは味噌とクルミで作っているとの事だが、本物のバーニャカウダと遜色ないくらいバーニャカウダだった。ペロリと温野菜をこのバーニャカウダで食べてしまった。

そしてこのサツマイモ的な甘い小皿はホントに甘く、ねっとりとした食感でとても美味しかった。

ミネストローネはたっぷりのキャベツがもので、具だくさんで食べ応えのあるものだった。

 

 

全体の感想

お店の開店時間である11:30に入店したが、物の2,3分で私のいた2階の席はすぐに埋まってしまった。平日の昼間でこの人気なので、もし行かれる方は事前に予約をしておいた方が良いかもしれない。

日本でもTOP5に入るくらい地価の高い銀座だから仕方がないのかもしれないが、やっぱりちょっとお値段が高いと思う。それでも東京の、さらに歌舞伎の雰囲気を薄っすらとでも味わうのなら、このアインソフ銀座がお勧めである。

アインソフを単純に味わうだけなら、新宿三丁目のお店がお勧めである。

こちらなら、新宿伊勢丹の裏手にあるのでアクセスもしやすいし、価格もお手頃である。

ABOUT ME
shimatori
愛知県の美術大学を卒業後、東京のデザイン事務所にてデザイナーとしてキャリアをスタート。 専業広告代理店に転職し、10年近く勤める。 その後、外資系メーカーに転職し今現在に至る。 東京在住。 2人の娘がいる。