ヴィーガンOKのチェーンイタリアンの重要性
外食しなければならいない時は、だいたい一人ではなく、友人や家族、仕事関連の人と一緒することが多いと思う。そういった時、ヴィーガンでも食べられるメニューがある店を知っておくことはとても需要である。
1人の時は、特に何の知識が無くても、ヴィーガン対応のお店を見つかるまで探して食べればいいからである。時間がなかったり、その時近くの店が見つからなければ、そもそも食べないという選択や、コンビニに行くという判断をすることも出来る。
しかし他の人と一緒にいるときにそんな判断をすることが出来ない。目の前に何店舗かお店があるのに、食べられる物が無いからと言ってどんどんいろんな店を素通りして、長い時間店選びに付き合わせたり、長距離歩かしたりすることは出来ない。ましてやコンビニでご飯という選択支はない。
そこで重要になってくるのはチェーン店でヴィーガン対応の商品があるお店お情報である。
チェーン店なら知らない町でも店舗がある可能性が高く、かつサービスの均一化が図られているので、一旦ヴィーガン対応されているとお店と解れば、安心できるお店が一気に広がるというわけだ。
今回はそんなチェーン店の中でも嫌いという方はほぼいない、イタリアンのお店の調査報告をする。
カプリチョーザとは
中部地区出身の私としては東京に上京してはじめて知ったお店だが、東京都内でとてもよく見かけるイタリアンレストランである。
調べてみるとそれもそのはずで、北は北海道の苫小牧から南は沖縄まで全国で98店舗のお店を展開しているが、岐阜県、三重県には店舗が無く、愛知県にかろうじて岡崎に1店舗あるだけだからだ。東京、神奈川に店舗が多く関東地域で38店舗展開している。(2022年2月現在)
最近「1978 年渋谷で生まれたスパゲティ」という新ブランドを作っていることからわかる通り、1978年に渋谷で誕生したイタリアンである。南イタリアのトラットリア(大衆食堂)をモチーフにしたレストランである。ハードロックカフェやババ・ガンプ シュリンプなどを運営しているWDIグループが運営している。
お店紹介
今回はJR高崎線熊谷駅直径のショッピングモールティアラ21のお店にお邪魔した。
カプリチョーザ 熊谷ティアラ店
熊谷駅の北側にあるティアラ21は一般的な駅併設のショッピングモールで地域密着感があり、スーパーマーケットから無印、ユニクロ、ノジマ等、生活に必要なものはここで何でもそろう便利なモールである。
そのモールの3階の飲食店が数店舗固まったブロックの一角にあるカプリチョーザ熊谷ティアラ店。
親しみやすい入りやすい店構えである。
店頭のメニューサンプルが昭和っぽい感じがするが、実際は何が食べられるのかイメージが出来て良いと私はいつもおもう。

店の入り口サイズ感から、そんなに広い店内をイメージ出来ないが、中に入ると想定以上に広い。4人席のテーブルが10席以上ある。
また、アールがかかった店内レイアウトに窓が大きく広がっていて、明るくてかつ空間全体が広く感じる。

メニュー
ランチメニューはベースがパスタかピザのどちらかを選ぶようになっている。パスタは生パスタも併せて計9種類、ピザは3種類から選べる。
デザートも含めてヴィーガンが食べられそうなのは「トマトとニンニク」のパスタのみである。

注文したのはこちら
スパゲッティランチA(トマトとニンニク)税込991円
ここのランチセットはパスタの他にサラダとドリンクバーが付いている。
ドリンクバーのラインナップはサイゼリヤの様な甘いジュースとかでなく、コーヒーや紅茶、フルーツジュースが2種類程度と大人にはちょうどいい物だった。

食べた感想
ドリンクを持って席に着くとサラダが運ばれてきた。
ここでしまったと思った。
てっきりランチのサラダは気合の入っていないものだと高をくくっていて、実際足したサラダでは無かったが、若干鶏肉っぽいものが入っていた。

油断はいけないなとぼんやり思っていたら、パスタが運ばれてきた。
こちらのパスタは注文前に事前に「トマトとニンニクだけですか?」と質問していて、
「はいそうです」という返事をスタッフの方からもらっていたので、安心していただのだが、ここでも少し失敗していた。
パスタ自体はトマトの甘さと大きめにカットされたニンニクソースがとてもユニークで美味しかった。午後の仕事で匂いが気になるレベルでニンニクが入っていたが、においの心配よりもおいしさが勝っていた。
しかし食べている途中で、微量だがパルメザンチーズっぽいものが入っている様な気がしていた。


感想
会計の時に店員さんに確認するとやっぱりチーズが少量使われているとの事。
これは久々の失敗である。
通常、メニューに内容物が記載されていない場合は写真で動物性の物が見つからなくても、念のためヴィーガンである事を伝えて動物性の食材の有無を確認するのだが、これが結構めんどくさい作業なのである。なぜならば、店員さんがヴィーガンに関して疎い場合、動物性たんぱく質とは何かを説明をする必要が出てくるからである。なので、今回はトマト&ニンニクのみですよね?と聞いたのである。
こういった事があるので、メニューにはアレルギー表示をして欲しいといつも思う。
チーズ抜きで注文することも可能との事なので、もしヴィーガンの方がカプリチョーザでトマトスパゲティを注文する際は、ヴィーガンであることを伝えて、チーズもNGであることをしっかり伝えることをお勧めする。
トマトスパゲティ自体はとても美味しかった。