ヴィーガン食品

【Patagonia】 オーガニック・ツァンパ・スープを作ってみた(ヴィーガンフード)

簡単に食事を摂りたい時にインスタントスープは魅力的である。お湯を入れてかき混ぜたらすぐ食べられて、体も温まるからだ。

しかし、一般的に売られているインスタントスープは、たくさんの食品添加物が入っているため、私はいつも買うのを躊躇してしまう。今回はインスタントスープではあるが、とても保存料価格調味料等が一切使われてないものを紹介する。

◾️購入のきっかけ

もともと、スープの素を探していたわけではないが、私の大好きなグロッサリーストア「ビオセボン」でなんとなく店内をぶらりとしていた時に、発見商品が今回紹介するインスタントスープのもとである。ビオセボンには海外の様々な食材が売られているが、その中にグロッサリーストアでは見かけないブランド名を発見した。『パタゴニア』である。

パタゴニアは言わずと知れた世界でも有名なアウトドアブランドである。そのアウトドアブランドのパタゴニアのロゴが入ったスープの素が、食材コーナーに並んでたのでつい手に取ってしまった。

ラインナップは5種類あり、すべてヴィーガン対応になっている。今回はその中でも1番スタンダードな感じがしたものをチョイスしてみた。

Patagonia オーガニック・ツァンパ・スープ 税込950

◾️食品説明

ツァンパとはチベットの人の主食で、主にオオムギの変種のハダカムギの種子を脱穀し、乾煎りしてから、粉にした食品のこと。

パッケージには、パタゴニアの創始者であるイヴォン・シュイナードさんがヒマラヤで出会い魅了されたとのこと。私は知らなかったが、パタゴニアは食品業界にもポジティブな変化をもたらすへビジョンを持っており、そのために様々な試みをしているようである。この食品もその試みの1つとのこと。

そして原材料に化学調味料が一切入っていない。

原材料名

[有機発芽大麦、有機そばの実、有機玉ねぎ、有機にんじん、有機酵母エキス、食塩、有機赤ピーマン、有機ケール、有機米籾殻、有機マッシュルーム、有機食用ひまわり油/香料]

内容量は79グラムで、2食分入っている。原産国はアメリカ。

今回買った商品は賞味期限が2020610日となっている。お店で買ったタイミングが1月の終わりなので、大体約半年位の期間保存できるようである。非常食用として購入するのには少し短いような気がする。

◾️クッキング

パッケージの裏には、作り方が書いてあるのでその通りに作ってみた。(2食分の作り方)

まずは、480ミリリットルの熱湯を用意する。

そこにこのスープの素を入れる。

弱火で1分煮込む。

火を消して蓋をして9分蒸す。

完成。

クノール見たいなのお湯を入れてかき混ぜたら完成!みたいな超簡単なインスタントスープと言うわけではないが、お湯沸かして食材入れて待っていれば完成するので、とても簡単である。

◾️出来映え

パッケージにはカラフルな緑や赤色の入った雑穀系のスープのイメージが貼ってあったので、そういった感じなのかなと思っていたが、実際は茶色い写真映えのしないお粥である。

サラサラしたスープができるのかと思っていたが、実際にはとろみがすごく付いており、スープと言うよりも本当にお粥といった感じである。食べてみると本当に煮込まれたお粥の感じはあるが、様々な穀物が入っており食感はプチプチとしていたりしていて楽しい。

味のベースは、塩のみなので、とても純朴な味わいがある。

一応水はしっかり測って調理したが、若干塩味が強いような気がする。個人的にはもう少し塩味は抑えたい。もう少し水を多く入れるとよかったかもしれない。

穀物がしっかり入ったスープなので、メインディッシュの副菜としてのスープよりは、このスープをメインにして副菜にサラダがある位でちょうど良いくらい、ボリューム感がある。

パッケージの裏には、ご飯やうどんにかけて食べるといいよと書いてあるが、個人的にはあまり愛想な感じはしない。ヴィーガンには難しいが、パルメザンチーズをかけるのもオススメされている。

◾️感想

家でのランチのスープとしてもいいが、お湯を沸かして待つだけで食べられると、食材自体は乾燥していて持ち運びも楽なので、山登りやキャンプなどの野外でのご飯などにオススメである。そういったところは、アウトドアブランドのパタゴニアのブランドとしっかりと通じているように感じる。

ABOUT ME
shimatori
愛知県の美術大学を卒業後、東京のデザイン事務所にてデザイナーとしてキャリアをスタート。 専業広告代理店に転職し、10年近く勤める。 その後、外資系メーカーに転職し今現在に至る。 東京在住。 2人の娘がいる。