最寄りの駅からも遠く、営業時間もやっている時間が短いのに、いつもお店の前に列を成す人気のピザレストランがある。今回は小伝馬町にあるそんなイタリアンピザ屋さんを紹介する。
日比谷線小伝馬町駅から人形町方面に向かって道路分のところにある路面店。
ピッツェリア イル・タンブレッロ
小伝馬町から人形町までをつなぐ大通りから裏路地のほうに入って200メートルほど進んだところにあるので、周りはマンションかオフィスビルしかないので、そんなに騒がしいところではない。
古いビルの1階をうまくアレンジしてとてもアンティーク感のある店構えになっている。
■ファサード

店内もアンティーク感漂う作りになっていて、とても居心地が良い雰囲気が出ている。
お店全体はそんなに広くなく4人席テーブルが3つ、2人席テーブルが2つ、カウンターに4人座れる位のスペースである。
レイアウトが少し入り組んでいるので、一部のテーブル席が少し半個室っぽくなっている。
店長がすごく高いので、店内全体の面積が狭いのに窮屈な感じがしない。
■店内

ランチメニューは、セットメニューのみでメインを1つ選ぶと、そこにスープとデザートがついてくる。メインは窯焼きピザ5種、パニーニ2種、揚げピッツァの計8種類の中から1つ選ぶことができる。
■メニュー

この中でヴィーガンが食べられるのはもちろん窯焼きピザの中のマリナーラである。
それ以外のメニューにはチーズもしくはお肉が使われている。
メニュー表に使われている素材が書いてあり、マリナーラのところにはトマトソース、ニンニク、オレガノと記載されているのでわかりやすくて良い。
マリナーラ 税込1,300円
注文するとまず初めにスープが出てきた。
このスープは具材にはお肉等は使われていないが、ブイヨンを使っているのでその中には動物性エキスが含まれているとの事。

続いてマリナーラが出てきた。
直径30センチ程度のマリナーラは、ナポリ風ではあるがそこまで生地が厚いわけではない。ガーリックの良い香りがする。
中央部分はとても薄く、外側の生地が盛り上がっている部分も、一般的なナポリ風の物よりも厚くは無いので食べやすい。もっちり感は少なめだが、全体的にバランスが取れていてとてもおいしい。


食後のデザートにパンナコッタが出てきた。もちろんこちらは牛乳をたっぷり使っているので、ヴィーガンには向いていない。
お店の雰囲気はすごく良く、どこか知らない国にいるような雰囲気が醸し出されている。また料理はどれもどれも美味しく、いつも行列ができているのは納得である。
ヴィーガンが食べられるマリナーラはあるが、スープやデザートがちょっと難があるので、友人と一緒に来て、デザート・スープをシェアするのがいいかもしれない。
因みにこのお店はとても人気店なので、ランチのオンタイムでは並ばないといけないことが多い。なのでテイクアウトのメニューも充実しているので、近くに住んでいたり、オフィスがある方にはテイクアウトがお勧めである。

定休日 | 日曜日 月曜日 |
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営業時間 | 11時30分~13時30分
17時00分~20時00分 |