レストラン&カフェ

パスターヴォラ日本橋【ヴィーガンメニュー有り】生パスタのあるイタリアン(三越前)

学生時代のまだお金がない頃に、節約と称してたくさんのパスタを買って食べていたことがある。その経験からパスタ料理はあまり心ときめく料理のイメージが私の中にはない。そんな私がヴィーガンになる前から大好きでよく行っていたお店を紹介する。

ヴィーガンになる前の当時は、よく大手町にあるビル地下商業スペースOOTEMORIのお店に行っていたが、今回は三越前駅から徒歩2分のところにある路面店を紹介する。

パスターヴォラ日本橋


三越前駅の三越の向かい側コレドの裏側には細かい路地があり、小さな飲食店がたくさんひしめき合っている。その商店街の一画に、モダンな佇まいで立っている。

ぱっと見はおしゃれなカフェのように見える。

ファサード

パスターヴォラ日本橋 お店

店内は大きなキッチンを囲むようにこの字型にカウンター席がある。

半個室のような45人程度を入れるテーブル席のスペースも1ヶ所ある。

店内のインテリアは大手町のお店と同じで、ナポリ系のイタリアンレストランとは違い、デコラティブな要素は少なくモダンに仕上がっている。

店内

パスターヴォラ日本橋 店内パスターヴォラ日本橋 ソファ席

このお店の一番の売りは生パスタで作ったパスタ料理店。

なのでランチメニューは基本パスタのみ。

5種類の定番と平日用の日替わりが2種、週替わりのメニューが1種の計8種類がある。

この中でヴィーガン対応のパスタはアラビアータのみ。

セットにすることも出来て、A~Cまで種類がある。野菜のデリやスープを付けることが出来るのだが、今回はどちらとも動物性の食材が入っているとの事だったので、セットを付けないことにした。

ドリンクはコーヒーが一杯200円なのはお得だが、キッチンと向かい合いになっているカウンターで、カウンター幅もそんなに大きくないので、一人で来ている時はゆっくりできる雰囲気は無い。

 

因みに生パスタとは、生の麺をそのまま食べる事ではない。

通常のパスタは製造された後、乾燥させて麺の中の水分をなくしてしまう。そうすることで、保存しやすくして賞味期限も長くする。しかし生パスタはこの乾燥する工程をなくしている物のパスタの事を指す。乾燥させないことで、保存方法が難しくなり、賞味期限が圧倒的に短くなるが、その分、通常のパスタでは表現できないパスタが本来持っているモチモチの触感と小麦粉の風味を残すことをが出来る。

メニュー

 

ランチパスタ アラビアータ 税込850円

 

トマトの甘さと唐辛子の辛さが絶妙なバランスが織りなすとても美味しいトマトソースが

たっぷりと生パスタにかかっている。

ここの生パスタはホントにモチモチしていて、一度食べたら忘れられないパスタである。

パスターヴォラ日本橋 アラビアータパスターヴォラ アラビアータ

 

セットにしていないので、やはり単品だと少しだけボリューム感が足りない。

因みにランチ以外のメニューに関しても、このアラビアータ以外はヴィーガン対応のメニューは無い。なのでもしディナーでワインを飲む場合もこのアラビアータをつまみにするしかないのが、少し残念なところ。

このお店のもう一つの売りはワインの量り売りがあるところ。1杯700円均一で様々なワインがラインナップされている。値段は低額だが、量が変動制になっていて、高いワインの量は少なく、安いワインは量が多い。金額を気にしないでお客さんにワインを楽しんでもらいたいお店側のシステムである。ワイン好きには素晴らしいシステムだと私は感じる。

パスターヴォラは都内に5店舗展開していて、今回紹介した日本橋店の他に、月島、大手町、田町、外苑前に出店している。こちらのお店はヴィーガンに関わらす、ぜひ一度訪れてほしい。最高のパスタが堪能できるはず。

 

定休日 不定休
営業時間
11:00〜15:00 LO
15:00〜22:00 (21:00 LO)

 

ABOUT ME
shimatori
愛知県の美術大学を卒業後、東京のデザイン事務所にてデザイナーとしてキャリアをスタート。 専業広告代理店に転職し、10年近く勤める。 その後、外資系メーカーに転職し今現在に至る。 東京在住。 2人の娘がいる。