ヴィーガン食品

創健社レトルトカレー(ヴィーガンフード)食べ比べ

毎日新鮮で美味しいものを食べたいが、忙しい日々を送る私たちには、自分に対して一日3食欠かさず調理して提供し続けるのは、中々難しいものがある。たまには少し楽をしたい。そんな時の強い味方がインスタント食品である。ヴィーガン向けに作られている食品はまだまだ少ないが、それでも少しづつ増えてきている実感がある。しかし、ヴィーガン食品に関する情報がまだまだ少ないので、買うのに躊躇してしまう事も多々あると思う。

そこで、市販で売られているヴィーガン向け食品を実際買って食べてみたリポートを紹介する。

今回は元々ヴィーガンフードとしても作られている事もある、カレーに焦点を当てて見た。創健社のレトルトカレーを2種類購入して、食べ比べをしてみた。

創健社は創業から50年以上環境を大切にして食生活を通じて消費者に健康的な生活をとどてけいる会社。BtoCだけでなく、業務用の食材や化粧品等も手がけている、JDASDAQ上場会社である。本社は横浜市。

今回はそんな創健社が販売しているヴィーガン対応のレトルトカレーを2種類の紹介をする。

創健社 植物素材のバターチキン風カレー(中辛)(レトルト) 170g
創健社 植物素材のキーマ風カレー(中辛)(レトルト) 170g

最近の高級系なレトルトカレーと比較すると比較的安めだが、それでも1300円を超えてくるのは安いラインの商品ではではない印象である。

ECサイト等でも売られているが今回は日本橋のBio c’ Bon(ビオセボン)にて購入。

沸騰したお湯に5分から7分煮沸させて温めるのは一般的な時間である。

濃い茶色の方がキーマカレーでオレンジ色っぽい方がバターチキンカレーである。

内容量170グラムなので個人的には少ないように感じる。

パッケージの写真通りバターチキンカレーのほうの大きなお肉は3つ入っていた。

どのレトルトカレーにも言えることではあるが、やはりそのままでは彩りに欠ける印象である。成城石井で買ったミニ何とともに今回はいただこうと思う。

バターチキンカレーのほうはレモングラスの香りがしっかりと聞いていて少し高めである。端を使っていないにもかかわらず、しっかりとクリーミーな感じが出ている。

この商品の1番の売りである、大きな3つの悪は残念ながらチキン感は無い。一般的な大豆ミートがそのまま入っているだけのような感じである。形も食感もチキンと程遠い。

どうせならチキン風とは言わず大豆ミートとしっかり書いた方が好感が持てる。

キーマカレーのほうはバターチキンとは違ってそこまで何かの香辛料が際立っているわけではない。口に入れた瞬間はとても甘いが、最後のほうはスパイスがしっかり効いていてピリッと辛い。キーマ風の大豆ミートも特に違和感なくひき肉の感じが出ている。

こちらはバターチキンカレーよりもしっかりとコクが出ていて、味が座っている。

双方ともに内容量170グラムなので、若干物足りない量ではある。

味の好みは人それぞれではあるが、今回はどう考えてもキーマカレーのほうがおいしい。

それもそのはずで、原材料を見てみるとキーマカレーのほうはしっかりとニンジン、ジャガイモ、玉ねぎが入っているのに対して、チキンカレーのほうはトマトピューレがメインでその他の野菜がほぼ入っていない。その割にキーマカレーの方が100円高いと思うと本当にバターチキンカレーのほうは割高感がある。

バターチキンカレーのほうはもう少し大豆ミートの種類を変えた方が良いように感じる。

さらに現在の500円に近い金額で販売するのであれば、もう少し形の残った具が入っていたり改善して欲しいところではある。

ただ、バターチキン風カレーのほうは小麦粉を一切使っていないので、グルテンフリーを意識している方にはオススメである。

ABOUT ME
shimatori
愛知県の美術大学を卒業後、東京のデザイン事務所にてデザイナーとしてキャリアをスタート。 専業広告代理店に転職し、10年近く勤める。 その後、外資系メーカーに転職し今現在に至る。 東京在住。 2人の娘がいる。