今年の冬はすごく寒い。その上食事習慣の改善を行ったため体中の脂肪が減って毎年よりもより体感的にも寒くなっている。
だから昨年まであまり着ていなかったダウンジャケット今年は、12月の頭から毎日着ている。そして昔から「寒さ対策は足元から」とよく言われている。なのであったかいブーツを新調しようと思う。
したがって今回は新しいブーツを購入するまでの購入記である。
まず、新しいブーツを買うにあたっての私の中の条件は以下。
・ハイカットスタイルであること(くるぶしが隠れる高さ)
・雨の日でも履けるウォータープルーフ仕様
・動物性の素材は使われていないこと(革素材不使用)
私はいつも靴を購入するときは、ビジネス・プライベートかかわらずコールハーンで全て揃えていた。理由は見た目が小綺麗で、履き心地が最高だからだ。
いつもであれば、コールハーンの路面店に行き、デザインだけを考えて選べばよかった。
しかしヴィーガンになった今ではこうはいかない。
なぜなら、コールハーンのブーツ系のほとんどの商品は動物の革をどこかしらに使用しているからだ。自分の靴をコールハーン以外で買うのが本当に5年ぶり位になる。なので実際どこで買っていいかわからない。
まずはメンズの靴がたくさん置いてある百貨店に行くことにした。
銀座駅・日比谷駅両駅から地下で繋がっている大型商業施設。
阪急メンズ東京
東京広しといえどもメンズ専用の館を有する百貨店は、新宿の伊勢丹メンズ館とこの有楽町にある阪急メンズ館のみとなる。


ここの5階に靴専用のフロアが広がっている。
このフロアの構成は、壁沿いにブランドごとに仕切りがありブランドオリジナルの靴が売られている。

そしてこのフロアの真ん中あたりがセレクトショップになっていて、色々なブランド織り交ぜた靴がたくさん展示されている。

本当にたくさんブランドがあるので、ヴィーガン用の靴もあるかと思ったが、どの靴も高級ラインなので革を使っていない商品が見つからない。
その中でも、ヴィーガン用に作られている物を発見した。
BLUNDSTONE
このブランドのヴィーガンオリジナル商品である。
特殊なマイクロファイバーを使った上質な牛革を使用したようなブーツである。

実際商品を触ってみても柔らかみのある牛革のような仕上がりである。


形はそこまで気にいらなかったが、このブランドの姿勢に共感したため、購入しようと思った。しかし残念なことにサイズがなく購入を断念した。
サイズのバリエーションが1センチ刻みのため、なかなか合わせるのが難しそうではある。
結局、ここのお店ではその他にヴィーガンブーツを見つけることができなかった。
次に、アウトドア系のブランドであれば、環境に優しいものを作っているのではないかと思いそちらの方を探してみた。
THE NORTH FACE

こちらのブーツも1センチ刻みのサイズ展開ではあるが、ちょうど私の足にあった。
一方素材に関しては、首元の部分が皮っぽく見えるがこれは人工のものである。ゴアテックスを使われてはいないが、しっかり防水仕様とのこと。
結果、これを購入することにした。
Shuttle Moccasin WP 税込19,800円

ちなみにこの店は銀座six 4階のノースフェイスショップ。


個人的にはもう少しシュッとした形のブーツが好みではあるが、正直見つからない。
レディースであればもう少し種類が豊富で、いろいろいいものがあったがメンズサイズの展開がなかったり、そもそもメンズのバリエーションが少ない。
例えばGinza Six2階にあるセレクトショップにはヴィーガンレザーを使った靴(VEJA)やステラマッカートニーの靴が置いてある。


ほんとに欲しかったのはNikeのビリーアイリッシュコラボモデル(エア ジョーダン 15 レトロ SP x ビリー アイリッシュ)だったが、こちらもレディースのみの展開しかない。
実際にスニーカーだったりスポーツタイプのシューズであれば、Nikeやアディダス、プーマといった大きなブランドが、しっかりサスティナブルなラインナップを展開している。ただブーツとか街歩き用のファッショナブルなものには本当に展開が少ない。
ということで、もっといろいろなブランドが、ヴィーガンレザーを使って展開することを私は望む。