乳製品全般を控えなければならないヴィーガンにとって市販のお菓子は食べられないものが多い。一番の理由は牛乳である。クッキーやミルクチョコレート系の物はすべて牛乳が入っているのでNGなのである。そして油断が出来なないのがちょっぱい系のお菓子である。一見ポテトチップスやせんべいなどはヴィーガンでも行けそうだが、細かいことをいうと、結構な割合のポテトチップスにチキンやポークのエキスパウダーが入っているし、せんべいにはカツオや煮干し系の出汁をベースに出来ている物が多くある。市販のお菓子市場においても、まだまだヴィーガンピープルは生きづらいのである。今回はそんな市販食品市場の中でも、ヴィーガンでも食べられる私のお勧めの美味しいお菓子を紹介する。
私の妻はよく晩酌に赤ワインを飲むのであるが、その時のお供としてポテトチップスをよく選んでいる。これまでに様々なポテトチップスを食べてみたが、妻の審査が厳しくなかなかリピート買いするものが見つからなかった。
その厳しい端の審査をクリアしたヴィーガンでも食べられる、2種類の商品を今回は紹介する。
1つ目はこちら、株式会社ノースカラーズが出しているポテトチップス。
純国産 ポテトチップスのり塩
税込183円
㈱ノースカラーズとは、北海道に拠点を持ち、北海道でとれた食材をベースに無添加にこだわった食品(主にお菓子)を作りをしているお菓子会社である。
そのノースカラーズ社の定番人気シリーズである「おいしい純国産」シリーズの中のポテトチップスは全部で4種類(うすしお、のり塩、柚子、和風だし)。その中でも一番のお勧めはこの「のり塩」である。
のり塩の芳醇な香りとサクサクした日本ならではのチップス。(韓国のりを除いてのりをつかった食材を食べるのは、日本だけなことに最近気づいた)
あげている油に米油を使用しているせいか、揚げ物製品特有の油の重たさがない。
商品名に記載されている通り、揚げ油を含めた原材料はすべて国産である。
こちらの商品はアマゾンでも購入できるが、店頭よりも若干値段が高めである。
私はいつも、意識高い系グロッサリーストアのビオセボンか成城石井で直接買っている。


2つ目はこちら、アニャヴィエハ(ヨーロッパ貿易)
黒トリュフ ポテトチップス
税込358円(店頭価格)

黒トリュフのリッチな香りとザクザク感のある大振りなチップス。
メイドインスペインのため、少し海外の食品の風味が感じられるが、
オリーブオイルを使って挙げられているため、こちらも体の負担感は感じられない。
塩味はどちらかと言うと薄く、じゃがいもの素材感がより感じられる。
1袋に対しての金額は若干高いが、内容量が100グラムのためボリュームがあって相対的に割安感を感じられる。
こちらはアマゾン他ECサイトでの販売は見つけられない。


私はいつも成城石井で直接購入している。むしろ成城石井以外で販売しているところを見たことがないので、成城石井でのみ購入できる商品なのかもしれない。
どちらの商品もうちの家族は大好きで、いつも切らさないで購入している。
妻のお気に入りは日本のポテトチップス感のある,のり塩の方である。
私は黒トリュフ方が塩味が少ないため好きである。
どちらの商品も現在のところが最低限の素材でできている。使用している油も植物性油脂とごまかさず、しっかり使用している油の種類を明記しているところも好感度が持てる。
カタカナ名前のよくわからない保存料が入っていないからか、食べ過ぎてしまった時も,胃にもたれた感じがしない。
大人のためのお酒のおつまみだけでなく、子供のおやつにもオススメである。